京都一周トレイル北山東部コースを駆け抜けろ!ところでヒルは出たのか?

比叡山山頂から、行者道を通って道標4にたどり着いたsakizoさん。

数字が若くなっているということは、トレイルのコースが東山から

北山コースに変わっていることを示します。

道標1~3を飛ばしていますが、それよりも比叡山登頂の方が

大きな意味があると思いますので・・・。

今回は、一気に北山東部コースを制覇します。

比叡山の山頂あたりから黄色のルートを走ります。

ここ北山東部コースではトレイルコースの中では一番標高が高い

水井山794Mからのボーイスカウト道の急坂を下るきついルート

があるのですが、それよりも大原から鞍馬に抜ける薬王坂の方が

きつかったです。

さて、行きましょう!

まずは、西塔を目指します。道標4にはベンチもあり見晴らしも良いです。

少し霧が晴れてきて京都市内を望むことが出来ました。真ん中に見える

白い建物は京都市東北部クリーンセンター。あの近くまで行くことになります。

改めて道標4。右手奥に進んでいきます。

しばらく進むとこんな看板が。

延暦寺は、比叡山の山全体が寺域となっているそうです。

建物などを拝観せず、通過するだけなら拝観料はいらないということ

ですね。それとどこかに料金所的なものがあるようなので、その時の

時間や体力で拝観するかを決めることにしましょう。

道標5。

道標5のそばには、鎮護国家?国家鎮護?の石碑。

道標6。

番号見えなかったのでもう1枚。

下の道は比叡山ドライブウェイ(有料道路)

橋を渡って西塔方面へ。

橋を渡ってすぐに道標7。

道標7のそばに山王院堂。

歴史上きわめて重要だそうです。

しばらく進むとトレイル人発見。女性の一人旅のようです。

かなりの下り階段でしたが、まだまだ元気でトントンっと軽やかに

駆け下りていきました。

階段途中で振り返ってパシャ。

階段を下りきったところに建物が見えてきます。

浄土院だそうです。

この建物の中に入ると拝観料がかかるのかわかりませんでしたので

入らず、外から写真だけで立ち去ります。

道標8を見つけて椿堂を見た後、指示通りに進みます。

砂利道、右手に進みます。

椿堂。

聖徳太子がどーしたとかこーしたとか。

道標9-1。

どこにも拝観受付とか見当たらず、なんだかうまい具合に釈迦堂に

到着しました。この辺りが西塔なんですかね?

拝観料は?どーなったと思いつつ

お参りして、御朱印頂きました。

書き手の男性、まあまあ態度悪いです。御朱印頂きたい人が複数

並んでいるにもかかわらず、お坊さんと話し込んで無視状態。

階段を乗り切ったところ賽銭箱?御浄財?の箱があったので

そこで真っ先にお参りしたにもかかわらず、先にお参りしてください

とか言われます。

もう一度お参りしましたが、勝手に話し込んで何も見てなかった

くせに、先にお参りしろだのなんだのと・・・。

あ、もうやめときますね。(拝観料払ってないから)

無事、御朱印は頂きました。

やっぱり気になったので、帰宅(ホテル)してからもう一度

画像を見返してみたらですね、案内板の画像に拝観入口の文字。

赤のルートで釈迦堂に入ると受付があったようです。

私は、トレイルの道標通りに進んで黄色いルート。

知らない間に釈迦堂に入ってしまえるコースでした。

得した!ってことにしておきましょうかね。

さ、トレイルに戻りますよ。

道標9-2。

道標10-1。

味のある手書きの看板だな。

このトンネルを抜けます。

上は、比叡山ドライブウェイ。向かい側に渡るイメージですね。

比叡山ドライブウェイは、歩行者は通行禁止なのでこのような

トンネルがあるのでしょうかね。

看板の玉体杉を目指します。

道標10-2。

石仏?

左手に進むと青龍寺。トレイルは右手階段を下りていきます。

小さく見えている道標。

見えていた道標が11-1。

下りになっていますがそこまでの下りでもなく、

ドライブウェイの脇を通ります。

下ったり登ったり。ドライブウェイも車はほとんど走ってません。

意味がないようであるだけで安心できる道標11-2。

道路には立ち入れません。

玉体杉までもうちょっと。この辺りは比較的平坦で走りやすし。

到着~。

回峰行の行者さんは、ここ御所に向かってお祈りするそうです。

確かに京都市内が一望出来て、御所と思われる緑の部分も確認できます。

多分これが御所かな?

真ん中あたりの盛っぽく見えるところ。

仰木峠まで3.6キロ。

ここからいよいよ登山ゾーンに入っていきますよ。

目指すは横高山。767M

仰木峠に行きたいので、右に行くと見せかけて白い立て札の方に

登っていくのです。

手前の立て札16。奥に小さく見えるのが17。

木の根っこに注意しながら登ります。

登り切ったところに道標13。

三角点(頂上)

横高山の頂上は滋賀県大津市のようです。

なので、京都府の山の区分ではなく滋賀の山に属します。

ここから、水井山へのプチ縦走が始まります。

走りやすそうに見えますが、この辺りから歩く頻度が増えてきます。

安心の道標15。

少し開けてきたところ。

こちらの景色は滋賀県側。琵琶湖がどぉーんと。

水井山登頂です。

標高794M。京都一周トレイルの中では最も標高の高いところ。

点線は書かれていますが、基本真っすぐね。

ほら、まだ続きます。

まだまだ!

ようやくの道標17。

仰木峠方面へ。

奥の木々でどんな斜度のところにいるかわかりますね。

到着~。

ここで初めて見る案内板は、比良比叡トレイルと書いてありました。

伊香立峠に抜けるようですね。こちらも面白そうです。

源義経も通ったんでしょうか?

仰木峠を過ぎてしばらく進むと、大丈夫?とおもう木の橋。

渡れば頑丈なことがわかりますが、よく見るとこんな感じで

踏み外さないか不安になりますね。

道標19に到着。

ボーイスカウト道と呼ばれる急坂に進みます。

道の斜度がこの画像でもお分かりいただけるのではとおもいます。

気を切ってルートを確保したようですね。

切り株があるということはルートを外れてないということですね。

慣れてないと、多分膝にきます。膝への負担はかなりのものかと・・・

なんとか下りきって道標20。

ん?なんか書いてる。

じゃーん!いよいよ危険地帯に突入のようです。

同じ場所に長時間いる場合は気をつけなければ・・・

ん?ということは一気に駆け抜ければいいわけですね。

(出来るのであればですが)

ここの道標だけ緑色だったのは湿っぽくて苔が生えてたから

ですかね。これならヒルが出るのも頷けます。

少し余談になりますが、ヒルに関して少し調べてみました。

*生息条件としては海抜400M以下の杉の木が多くあり湿っている所

*上から降ってくるという事例は少ない

*足元から上がってくる

*5月~10月ごろまでが活動が活発

*木酢液、塩水、ハッカ油が有効だとか

*やっぱりヒル下がりのジョニーが効き目抜群だとか

*尺取り虫のように動きます

*意外と動きが速い

*知らない間に靴に侵入

などなど。

比叡山あたりで見かけなかったのは標高が高かったからかな?

さて本題へ。

あの貼り紙を見てからそれっぽいところはヒルが出そうでちとこわい。

この小さな橋も、いかにもって雰囲気でした。(いませんでしたが)

道標21。

道標21の脇に水の流れるところ。前日の雨も影響しているのでしょうか。

でね、

この辺りでね、

ついに出遭ってしまったのです!

21の道標を撮り終えた後、ふと気になって足元見ました。

画像が無いのが残念ですが(撮る余裕は私にはありませんでした)

ヒル!でました!

尺取り虫のように私の足に向かってきていました。

速攻でその場から脱出しました。

1匹いるということは、見えないところに数十匹は、いそうですから。

ヤマヒル注意の看板なかったら、21の道標でゆっくりしていたでしょう

から、きっと吸われていたに違いありません。

看板って役に立つんですね。

ヒルとの遭遇でしたが、クマの看板も危険度が増しますね。

その場を立ち去っても止まるたびにヒルの恐怖がね。

そこまでじめじめしていない地面だったので安心しながら撮った

画像は、旧若狭街道の看板。鯖街道とは違うようですが、ここも

鯖を運んでいたと書かれています。

しばらく進むとフェンスを発見。

ここを出れば戸寺の集落のようです。

ただ真ん中の大きなトビラからは出られません。

左横の小さなトビラから出られます。

ここも季節柄なのか鬱蒼としていて触れるのに抵抗がありましたが、

なんとか脱出。

ここから舗装路になりました。

ここまでも結構な画像の量ですが、まだそれなりに残っているので

ここらで・・・次回へ続く。

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。