【トレラン】六甲全山縦走路<須磨浦公園~元町>後編

肝心な道標を見過ごして道に迷ってしまったおっさん2名。

なんとか数百メートルの最小限のロスにとどめることが

出来たと思い込むようにして、来た道を戻ります。

この道標を見逃していたのです。

ここを柵沿いに進まなければいけなかったのね。

気を取り直して進みます。

しばらく進むと妙法寺の赤い幟。

こちらでお手洗いをお借りすることに。

一応階段を上がって本堂を見ておきました。

御朱印あるのかなぁ。

ただこの日は、神社用の御朱印帳だけ持ってきていたので

どちらにしてもスルーですが、人もいらっしゃらずでした。

妙法寺を抜けてもしばらくは整地路でしたが、

ここからようやく不整地路!と喜んでいると猪出るって!

N村氏も六甲は猪よく出るとかおっしゃってました。

この石段を上がれば・・・の看板に誘われて、

山頂の絶景を・・・。

と思ったら、写真撮ってなかった・・・。

この神社のさらに上に上がるといい景色が見られます。

鳥居の方に進んでちょっと登る感じです。

どうやらこの上が奥の院のようです。

社殿。

画像は忘れても、御朱印は忘れませんでした。

しかし書置きのみ。私でも書けそうですが・・・(失礼)

高取山山頂。三角点は別の場所にあるそうです。

唯一撮っていたそれっぽい画像ですが、木々に阻まれ

景色はわからないですね。

ハイカーさん。

奥之院から反対側に下ってくると、鳥居が並ぶ参道。

伏見稲荷チックです。

先に進むと、今度は高取神社。

もう少し元気だったら階段上って、御朱印探したかも

ですが、まだまだ先が長そうで諦めました。

この辺りから、少しずつガス欠気味になっていくのです。

行っとけばよかったかなぁ。次有るかわからんからなぁ。

とか思いつつも、これ行ってたら、ゴール地点がもっと

って前になっていたと思われます。

奥之宮から少し下って、本宮です。

ということは、神社基準だと反対側から登ってきたと

いう事でしょうか?

こちらで写真を撮っていると、

コココココッ(どう表現したらいいかわからん)

と音がするので、

上を見上げて探してみると、キツツキ的な鳥さんが

木ぃ突っついてました。

六甲山域、やたらに鳥が多くて、距離感も近い所に

いらっしゃいました。鶯も鳴いてたし。

道中のなんちゃら茶屋さんとか、(多分月見茶屋)

地元の方なのか、昼のみ絶賛スタート中!

皆様の運動場、月輪グランド。

何処にあったか、記憶がないのか看板だけなのか?

多分、神戸市内方面だと思います。

懐かしいFantaの看板があるのは、

安井茶屋さん。

ここでも店内はビールを飲んでらっしゃる方が・・・。

丸山を経て鵯越駅方面へ進みます。

源義経が鹿が降りれるなら馬でも一緒だと、ほぼ崖のような谷を

馬で駆け下ったと言われる一の谷の戦いのあった場所。

誰だかは馬がかわいそうで馬を背負って下りたとか・・・。

鵯越駅の途中に、なかなかっちょええ砂防ダムを!

またまた、整地路住宅街へ降りてきました。

この辺りで若干のエネルギー切れと水分が切れかけて

来ていました。

この先に、自販機2台を発見し、すかさず補給です。

デカビタ飲んで、水1本買い足して。

N村氏もオロナミンCに水だったかな。

何とか持ち直したころに鵯越駅が見えてきました。

駅の手前のお店『ひよどり亭』さんで、バナナが売られて

いました。ここ、有名なようです。この日は、バナナとゆで卵が

売られていました。

固形物が欲しかったので、ここでも1本頂きまして、元気回復。

後から写真の撮影時間を見たのですが、この時点で12:00

冷静に考えれば、昼食時、もっとお腹に入れておかないと

いけない状況だったのに、バナナで満足したのかなんとも

思わず、今回の行程での一番の難所、菊水山、鍋蓋山へ

向かっていくのでした。

この辺りでは、二人でバナナって最高ですねぇ!とか

余裕しゃくしゃくで進んでいましたよ。

ただね、

朝食もパン1個、道中アミノさんの粉末とゼリー状のドリンク

に、デカビタ、バナナで足りるはずもなく、

じわじわとボディブローのように効いてくるんです。

エネルギー不足が・・・。

それでも菊水山はまだ少しだけ余裕があったんです。

N村氏は結構きてたのかな・・・。

菊水山458M登頂!

ここでおにぎりとか、食べられている方を羨ましく見つつも

多少は元気を取り戻していたので、次の鍋蓋山への道を

確認しつつ、

天王吊橋って書いてるってことは、そこそこ下るんじゃね?

と不安になり。

それでもまだ余裕はあったのよ。

道標には、鍋蓋山1.5キロ。普通に歩けば20分ちょい。

疲れからか、ちょいちょい写真撮るのを忘れてます。

天王吊橋到着、さっきの道標から20分。

吊橋からの景色。やっぱりそこそこ下ってきてるね。

六甲全山縦走路は、このアップダウンが激しめできついね。

鍋蓋山への道中は、まあまあガレていて、傾斜もきつく、

こんな根っこむき出しのところを進んで行ったり、

元気であれば楽しいコースなのですが、バナナのエネルギーも

あっという間に消費してしまい、画像に写るハイカーさんたち

が道を譲ろうとしてくれたのを、丁重にお断り、後ろを進むの

ですが、追いつけずどんどん話されていく始末。

限界に近い状況の中、なんとかたどり着いた山頂。

三角点。

山頂からの眺め。

鍋蓋山、侮れんな・・・。

上から更に蓋してやろうか!なんて余裕をこいていたのは、

吊橋渡った直後位まででした。

吊橋からの残り800Mほどを40分もかかって到着です。

なんとか山頂にたどり着いたものの、既に2人ともガス欠。

この後どうやって下山し、ゴールの新神戸へ行くのか算段

します。

私sakizoさんは、この時、以前もくじいた左足をまた、くじいて

しまっていたのですが、前回のひねり具合程ひどいものではなく

なんとか下りでも大丈夫そう。

後の問題はエネルギー補給。この時点で水しか残っていない状況。

なんとか自販機か、売店か、コンビニかに巡り会いたい。

マップを見ながら選択したのは、修法ヶ原池方面。

再度公園に売店的なものが、、、最悪自販機はありますと

N村氏が過去に来たとか来てないとか、思い出して下さり、

とにかくカロリーを何かしら入れないとゴールまで辿り

つけないと、少し遠回りになるけど、再度公園を目指す

事となりました。

緑が最短コースと思いますが、思いきって赤線を進みます。

途中、弘法大師修法ノ地(大師堂)を通り

このころの記憶がけっこう曖昧ですが、何とか踏ん張って

思い出したかのように写真撮ります。

余裕があればちゃんと読んだんだろうけど、ヘロヘロ故

あまり覚えていない。

自販機あったら、おしるこ飲みます!とかコンポタが

いいっすねぇとか言いながら、なんとか気を紛らわせつつ。

しばらく進むと聴こえてくる子供の声。

これは、公園がありそうです。

右側のBOSSの自販機を発見します!

残念なことにおしるこもスープ系もなかったのですが、

一番甘そうなチチヤスコーヒーを頂き、べつでミルクティ

も購入。なんとか生き延びました。

マップでナイフとフォークマークも発見していたので

そちら方向に進むと、、、。

バナナ以来の固形物。スコーンセットを頂くことが

出来ました。

チーズ、ブルーベリー、チョコチップの3種類あるそう

ですが、この日は、もうチョコチップしか残ってない

そうですが、いやいやチョコチップがいいので全然問題なし。

これ、今まで食べたスコーンの中で一番うまかったです!

ここのお店の方に、帰りの道を尋ねてみたところ、

大龍寺を横目に進むと、下りしかなくて元町の方に

下りられると教えて頂きました。

公園を出るところだけが少しの登りとのことですが、

スコーンでエネルギーが補給されたので、まあまあ元気に

下ることが出来ました。

道中には、こんなこじゃれたお店

『はなれ家ガーデン takibineko』さん。

次入りたいお店ですねぇ。

次回があれば、是非!なお店でした。

スコーンのお店の方に教えて頂いた大師道を

下って、

十四丁。ふもとまで二十丁だと記(自信なし)

この辺りからは整地路でした。

神戸山手女子中高の横から下って、

花隈公園。お店の人の話を聞いて、ゴールは元町に。

ここまで来れば、元町はもうすぐそこ。

到着~。

8:06:39

30.71キロのロングトレイルでした!

この後は、JRで住吉まで行き、

荷物を預けている『うはらの湯』へ。

土日の利用は1200円。ラインの友達登録で200円OFF

館内での利用料支払いはICチップですべて後精算です。

熱めのお風呂とジェットバスを堪能して、フルーツ牛乳をば。

温泉、銭湯と言えばフルーツ牛乳がMUSTなのは、私だけ?

割引に、炭酸とフルーツ牛乳で計1280円でした。

さて、いよいよお疲れさん会。

私が、長湯して調子が戻るまでの間にN村氏がお店を

探していてくれました。

スタート地点へ行くときの阪神の駅『魚崎』まで歩き、

魚崎駅近のお店へ!

焼鳥いいっすねえ言うてたから、鶏のお店。

普段なら生中なのに、珍しくジンジャーハイボール。

おすすめのやつ。(なんやったっけ?)

ポテサラに、キャベツ。

ハツは、たれで!

灘のお酒と鳥刺し。

〆にラーメンに行こうとしていたN村さんに、私・・・

鶏出汁茶漬け行きます!言うて、引っ張り込み、

二人ともお茶漬けに!

これがまた絶品の旨さでね。京都にあったらリピ間違いなし!

魚崎駅から今度は梅田方面へ。

N村氏は途中の甲子園で下車、次回も行きましょうと

言ったとか言わなかったとか・・・。

その後は、梅田でJR線に乗り換えて無事帰館しました。

これで、トレイルも群馬、京都、滋賀、兵庫と4県を

経験。(あ、書寫山登ってたな)

京都トレイルと違い、高低差が激しい印象でしたが、

それぞれの山々から見える景色は最高でした。

反省点は、エネルギー補給ですね。

京都と同じように考えていたので、痛いめ見ました。

でも、そんなこんなを差し引いても楽しいトレイル

となりました。

N村氏は、本格的なトレランは初体験だったようですが

充分楽しまれたようで、仲間が増えて嬉しくなりましたよ。

是非!また行きましょう!

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