京都一周トレイルをランのつもりが登山になった!その2 NO.15‐1~NO.52

さあ、続きです。京阪電車京津線の蹴上駅まで

たどり着いたsakizoさん。ねじりまんぽは通学路。

ん?ねじりまんぽって?レンガをねじって組上げた

トンネルの事をねじりまんぽって言います。

まんぽは、外来語ではなくトンネルの方言みたい

ですねぇ。

分かりますかね?レンガが斜めになってますよね。

このすぐそばに道標30‐2。

高校時代は、こんな案内板などなく、観光客も

ほとんど通らないようなところでした。

私達は、ねじりまんぼーって言うてましたね。

ここを潜り抜けてまっすぐ行くと南禅寺の方。

トレイルは、蹴上インクラインの方へ進みます。

観光パンフでよく見る台車と舟。

落差のあるところで舟を台車に載せて移動させた

らしい。

ちなみにこの辺りは桜の名所です。

トレイルは、川(疎水)を渡って山手へ。

ここでご年配のハイカーさん3人組を追い抜きます。

映ってるじいちゃんはお寺の人。(安養寺)

ここは御朱印ないと調べていたのでスルー。

右手の日向大神宮を目指します。

道は、かなり細くなってきます。

斜度も中々なもの。でも走れています。

道標33‐1。ルートは2か所。急ぐならぐるっと

廻らない最短ルートですが、京都のお伊勢さん

と呼ばれる神社なのでここは見ておきましょう。

階段上ります。

到着~。奥の茅葺の建物がそれっぽいね。

外宮、内宮に、天の岩戸の文字。

外宮をちらっと見て、社務所的なところに向かうと、

なんと社務所受付時間10時からだって。

この時9:38.どうしよう?御朱印は書置き

だけみたい。

今回、ここの御朱印を頂くことを目的にしていたので

伊勢遥拝所やら、天の岩戸やらを見て時間をつぶす

事にしました。

まずは遥拝所。

この先がお伊勢さんの方角なのだろうか?

わかんないけど一礼して。

ちょっとウロチョロ。

市内かな?隙間から見えた。いい景色。

下に降りてきて、内宮。

ここも茅葺。

なんたら石。あっ影向石だ。

まだ時間あるけど、社務所前で待つことに。

10時を過ぎても誰も出てこない・・・。

見かねた、後から来たおじさんがインターフォン

を鳴らしてくれた。

で、なんとか頂くことができました。

書置きのものに日付だけ入れる感じですが、

これなら、御朱印にポンと押してくれても

いいのに・・・。

罰が当たるのでこの辺でやめて置き、天の岩戸を

目指します。(言うてもすぐそこ)

くぐりました。

入り口。

出口。

明らかに人工ですが、気持ちの問題なので

運が開けますように、、、。

さあトレイルに戻ります。 

次目指すは大文字山。

知らない間に七福思案処を通り過ぎてしまった。

それでも倒木箇所をすり抜け

順調に進みます。このあたりから歩きとジョグ

半々に。

とんでますが、道標もしっかりチェックできていたし

問題ないですね。

時折、台風の爪痕をこの目に焼き付けつつ

まさに根こそぎ!っていうやつ。

時にはこんな怪しいキノコを発見しつつ、

道標もチェックしてるし何の問題もないはず、

時折姿を見せる京都市内。

大丈夫よ!道標42も確認!

43‐1。

43‐2。

44‐1。

ここで地元民らしき、おじいと会話。

トレイルの写真撮ってるんや?

どっから入ったん?どこ行くん?

あ、将軍塚からです。大文字から銀閣寺まで行こう

と思てます。

ほなそこな。テープぶら下がってる方な。

ありがとうございますぅ。なんて会話をして

順調に進みます。

44‐2。

京都1周トレイルの案内板。

なのに、

なのに、

ここどこ?

しばらく道標ないなあと思いながらも下りで調子に

乗って走っちゃいまして、どこかしらで道を

見過ごしたようです。

山の中での道、間違いは危ないですよねぇ、

一歩間違えれば遭難します。

雨社大神と書かれています。

ありがたいことに、グーグルマップが生きてた。

遭難は避けられました。

雨社のまだまだ先まで行っちゃってました。

どれくらいロスしたでしょうか?来た道戻ります。

3~4キロくらいのロスかなぁ。

へこたれても仕方ありませんので。

大文字山に近づいてきたころ前からおじさんが

歩いてきたので、声を掛けてみました。

『あのぉ大文字山は・・・』

「あーもしかして間違えたの?」

『はい、雨社の先まで・・・』

「時々いるよ、まだ大したことないよ、滋賀まで

抜けちゃう人もいるから」

『そうなんですね。比叡平って出てたから

諦めて滋賀に抜けようかとも思ってました』

「じゃ、一緒に行きましょうか」

『ありがとうございます』

なやりとりをして、たどり着いた道標45

山の中を抜ける道をご一緒したので、自分が

何処で道を間違えたのかは分からず仕舞でしたが、

良い方にお声を掛けたようで、助かりました。

大文字の山頂までご一緒させて頂きました。

山頂付近は、そこそこ恒例のハイカーたちで、

結構な『密』。ここの他にもいたるところに

人が・・・。

おじさんにお礼を伝えて写真撮ります。

綺麗!

よく見て!京都タワー。見えないか?

スマホの最大望遠でなんとか見える?

さすがに466Mとなると眺めもいいよねぇ。

高々466M思っていたけど、ガレ場が多く

登りにくい。さすがにこの辺りは歩きでした。

まだ、おじさんがいたので、再度一礼すると

火床の場所まで教えて頂きました。

山頂から、火床までが結構長い距離。前に歩いて

いる人がいたので、ひたすら付いて行ったのですが

一度、道を間違えているのでかなり不安になって

いたところ、この案内を見つけて一安心。 

着いた!火床

五山の送り火以外は登ることができます。

自分が『大』の字nどこにいるかはわかりませんが、

おそらく「字頭(じがしら)」のところに到着

したはずです。

おそらくこんな感じで下って行ったのだと

思われます。

やっぱり大文字は登るよりも下から見る方が良さそう

ですね。(景色は綺麗だったけど)

さて、銀閣寺側に下りるのですが、途中でリフト

注意の看板。送り火の時にくべる薪などをリフトで

運ぶのでしょうか?

ここまでの登りとコースミスでのダメージで、

下り階段がかなりきつい・・・。

でも、登ってくる人とすれ違うたびに、バイクの

『ヤエー』ばりに皆さん挨拶してくれるので元気を

貰います。

もう一つ、きつかったのが、実は飲み物をすべて

飲み干してしまっていたのです。コースミスに気づく

ちょっと手前で持参していた飲み物が全部なくなって

しまい、どうしようかとかなり不安になっていました。

アミノバイタルのゼリーと塩タブレットしか残って

無かったのです。

もうちょっと、

もうちょっとで麓に、、、とおもい

頑張って歩いていると、

奇跡!湧水!

しかもコップ置いてるということは、飲める!

ありがたく頂き、ペットにも水補充で元気回復!

ついでのマスクとネッククーラーもササっと洗って

絞りました。

これはかなり元気になりましたよ。

ほんと、たすかりました!

ここからほどなく、登山道入り口でした。

はい!無事下山!

大文字山を通ったので、トレイルの道標46~50まで

は通らずでした。

さて、銀閣寺はすぐそこ。

1参拝して帰る

2参拝せず帰る

3参拝せず我が母校を目指す

選択肢は、この3つ。

ここは、目指すよね、母校。

と、いうわけで『番外、青春を思い出す巡礼編』

に続きます!

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